昨日の「歳を重ねての得」というのは、
あの〜澄川にね、おそらく60歳は過ぎてると
思うのですが
肩ぐらいまでありそうな白髪混じりの髪を
一本に縛り、ヒゲも喉が隠れそうな位長くて
なんともいい感じのじいちゃんがいて
そのじいちゃんが、これまたいい感じの
オレンジというよりはヤマブキ色で
サビも目立つ、古〜いビートルに
乗っているんです。
「ブバババババ〜ッ!」と結構な
爆音を鳴らして走っているのを
よく目にするのですが、
これを見たらきっと大抵の人は
「車に愛着があってもう30年とか
乗ってるのかな?」と思いますよね?
でも、ひょっとすると
ちょっと前に中古で買ったばっかりかも
知れないですよね。
逆に、
若者がどんなに味のある古い車に
乗っていても、それは本人の歴史が浅いので
無条件で「あ、中古を買ったんだ」と
思いますね。
私の言いたい「歳を重ねての得」というのは
その辺です。
平たく言うと「自分の歴史のおかげで
軽いものも重くみえる」っていうことです。
ちなみに写真のジーンズも
14年くらい穿いていて、
穴が開いては直して、を
4、5回繰り返したものです。
つぎはぎ感は裏側の方がわかりやすいと
思うので、その写真はまた明日。